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Channel: くぐる鳥居は鬼ばかり
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馬屋尻観音堂 (平内町茂浦)

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かつての茂浦村の支村である馬屋尻で、本村の東北に位置します。馬屋尻も本村茂浦村と同じく、かつては製塩が盛んな地域でした。村には戸数が3戸以上に増えると災難が起こるという言い伝えがあったようです。菅江真澄が宿を求めた場所ですが、「一人旅に宿をみだりに許してはならないという、このところの定めであるから、かすことはできない」と断られていることにも関係がありそうですね。
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菅江真澄は「この浦の観世音を祀ったという、年を経た杜のあるあたりから、沖のほうをはるかに眺望した。二子島、土屋の島、あざむしの島など、みな波の上にそろってたゆとうように夕日に映えているのは、なお趣があった。」と記しています。
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馬屋尻観音堂は観音崎に鎮座しております。
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岩木山大権現・十一面観音を御祭神とします。正保元年(1644)9月創建。
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明治初年に神仏分離によって廃絶するもその後御堂を建立して祭典を執行。終戦後は浦田婦人会が御堂及び鳥居新築し御神体奉斎。御神体は改めて棟方一(棟方志功の実兄)が造ったらしいのですが、平成15年に盗難に遭い、同年7月に新しい十一面観音を安置。平成元年旧9月10日社殿新築落成奉告祭執行。
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十一面観音様由来…『航海の安心安全を護る神様』(平成21年10月吉日)。
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狛犬一対。
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平内町の神社の境内には必ずホタテの貝殻が数枚落ちています。たぶん1枚も落ちていない神社はないんじゃないかな。
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もしかして何かしら意味があってのことなのかな。
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写真では伝わらないかも知れませんが、観音堂前にある巨木が中々のインパクトです。
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根元も凄いことになってますね。※植物に無知です。
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