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Channel: くぐる鳥居は鬼ばかり
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天台宗 大聖院 (東京都目黒区)

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天台宗 松輝山生運寺 大聖院。大鳥神社元別当。大鳥神社隣。本尊回顧阿弥陀如来。
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弘治3年、貞順によって開創されたと伝え、目黒不動瀧泉寺の末寺でした。本尊は京都永観堂本尊の写しとされる回顧の阿弥陀如来で、他に十一面観世音菩薩・不動明王像を安置していました。元和年中に生運和尚中興し、旧目黒村総鎮守大鳥神社の別当寺でした。寛政10年に真性和尚が本堂・庫裏を再建するも、その後長らく無住の時代があり堂宇は荒廃。
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13世良詮師は終生を寺門の復興に委ね、昭和2年4月本堂の大修理・庫裏の改築が完成。昭和20年5月の空襲により本尊並びに堂宇を焼失。直ちに仮本堂を建築して類焼を免れた十一面観世音菩薩を本尊として奉安。現在は天台宗開宗1200年記念事業として再刻された回顧の阿弥陀如来が安置されています。
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昭和42年14世良勤師の代に現在の鉄筋2階建ての本堂・書院を新築。同56年本堂再建15周年記念事業として無縁塔を兼ねた納骨堂を建立。平成7年に天台大師1400年御遠忌に際して庫裏を兼ねた3階建て斎場・客殿を建築。
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普照堂。
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宝篋印塔。
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石。
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延命地蔵尊(文化13年)。
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本尊阿弥陀如来碑と母子地蔵尊。母子地蔵尊は母子5人が焼死したことを哀れに思った周囲の人が供養のために造立。
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笠付型の道標は旧丹方町と仲町の丁字路にあったもので、その碑面に銘記されているみがへり阿弥陀佛は戦災で焼失。
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切支丹燈籠。
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切支丹燈籠…『この3基の燈籠は、切支丹燈籠とか織部式燈籠と呼ばれています。もと、三田千代が崎の旧島原藩主松平主殿頭(とのものかみ)の下屋敷(後の大村伯邸)林泉中の小祠内にありましたが、大正15年10月大聖院に移したものです。中央のもっとも高い1基の棹石には変形T字クルスとキリスト像とおもわれる形状が、また左右面に、漢詩が刻まれています。この燈籠は徳川幕府の弾圧を受けた隠れ切支丹が庭園の祠等に礼拝物として秘そかに置かれていたものだと言われています。歴史的に文化的価値が高く、全国的にも数少ない燈籠です。平成4年3月目黒区教育委員会』
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