『天台寺(浄法寺町) ~ 其之漆』からの続き。
末社の中にはなぜか標柱のみで祠がないものもありました。十一面観音堂・虚空蔵堂・若宮堂。
イチョウの巨木。
周囲の木も大きいのでわかりにくいのですが結構な大きさです。
本堂裏へ。
三尊宮(平成17年10月吉日)。
三尊宮内。奥に梵字が見えましたが、その前に大きな白蛇が君臨しており、何三尊かはわかりませんでした。
護摩堂(比叡山延暦寺不滅の法燈分燈堂)。
比叡山延暦寺から分灯された「不滅の法灯」が収められており、住職による護摩祈願が毎月ここで行われています。
護摩堂の隣。発掘調査でも行われているのでしょうか。
本堂裏手から薬師堂へ。
薬師堂内。大きい…そして愛嬌があります。
熊野堂。
小さいけど立派な造りですね。
六角雪見型灯籠一対付。
アップにすれば普通サイズの神社に見えます。
熊野堂内。棟札の他、新熊野神社祈祷御札がありました。
姥杉の焼跡に向かいます。
最も太いといわれた杉切株で、直径5m・周囲約15mにも及び、俗に八畳敷きとも呼ばれていました。中の空洞には10人もの人間が入ったといわれています。
明治36年に焼失。平成13年に史実と測量に基づき忠実に復元しました。
復元前の姥杉。
想像以上の大きさです。
うまいこと復元しましたね。本物に見えます。
中を覗いてみました。
朽穴の大きさとは少し違うと思いますが、余裕で10人以上入れそう。
姥杉…『かって、八葉山には直径2メートル前後の杉が約1200本あったが、この姥杉はその中でも最も太く、直径約5メートル、周囲約15メートルにも及び、俗に八帖敷と言われていた。姥杉は、朽穴が根元にあり空洞になっていて、中は大人が7、8人が入れる畳8帖分はあったことからそう呼ばれていた。残念ながら明治36(1903)年1月3日、火の不始末のため焼失してしまったと伝えられている。現在は焼跡が残っているだけとなっており、このままでは朽ちてしまうため、史実と測量に基づいて復元した。年平成13年3月・町観光協会復元』
ってことで、『天台寺(岩手県二戸市) ~ 其之玖』へ続く…ちなみに今回のルートと現在地。