参道右手の高屋敷表具店さんの建物は趣を感じました。妓楼っぽい。
鎮座地は三戸町同心町上川原。同心町熊ノ林との境。
御祭神は伊邪那美命。
例祭日は旧7月16日。境内地915坪、本殿1坪、幣殿2坪、拝殿10坪。
御祭神鎮座の由来は詳らかではありませんが、往古この地方に疫病が流行し、多くの死者が出た際に熊野山正智院権大僧都が「汝の部下の人民を救うべし」との霊示を受け、祠を熊原川岸辺に祀り、朝夕礼拝を怠らなかったところ疫病が鎮静し、南部藩主も深く崇敬するに至ったといいます。
明治の神仏分離令により明治5年に神社となります。明治42年11月27日より幣帛供進を受けるようになりました。
拝殿向拝。
神額は「熊野山」。
拝殿内。本殿両脇にも祠が見えます。
向って右の祠の上には「八坂神社」と見えます。祠と関係するかはわかりませんが。
向って左の祠の上には、よく見えませんが「熊埜山」とあるのかな。しかし稲荷社のようです。
正面本殿。
絵馬等。
拝殿前狛犬一対(明治38年6月16日・泉山村石工伊藤忠太)。
石灯籠一対(昭和12年旧6月16日)。
手水舎。
手水石。
神楽殿かな。
立派な松。
神輿庫のような…宝物殿のような…建物。
石灯籠一対。
「文政十三寅三月日宕珠山」。
御神木。
摂社の手代森稲荷神社。
例祭日は7月13日。
社殿内。手代森稲荷神社本殿。
横には狐がズラリ。
向って右隣には石が祀られていますね。
よく見えないけど、もしかしたら女陰石かな。
っていうのも左隣の祠には…男根の御神体が祀られているのです。
高さ約40cm。
更にその祠の前には…
高さ約180㎝の木彫の男根(金精様)があります。