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Channel: くぐる鳥居は鬼ばかり
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稲荷神社 (十和田市大不動)

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県道45号線。奥瀬家系図に「治太夫、寛永六年家督、此時願ニ依テ大不動村ノ百石ヲ叔父奥瀬小左衛門ニ分地ス」とあり、早くから奥瀬氏の知行地でした。寛延2年には奥瀬与七郎91石余・上山半右エ門21石余となっており、これが幕末まで続きました。山林が大部分を占めており、たこ山・中山・桜久保山・高屋久保山は御山奉行支配。大不動小学校郷土史によりますと、元禄6年藩士木村又助が五戸から十和田湖へ通じる道路を開きます。月日山(日月山とも)を経る道でしたが、大不動の布施波羅密は道しるべとし「石像ノ観世音33体ヲ造営シ各所ニ安置セリ」との伝承を残します。月日山には日月山観世音が祀られています。
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鳥居額束「稲荷大明神」。
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庚申二十三夜塔。倒れています。案内板も一応ありますが、どっちを見た方が解読できるかは人それぞれ状態笑
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手前の板石塔婆(板碑)の案内板は無関係です。当稲荷神社が交差点に鎮座していることからここに案内板が設置されているだけです。ここから少しだけ南に向かうと「平山の板石塔婆」(市有形文化財)があります。徒歩約1分。
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案内板…『庚申二十三夜塔碑文。文化14丁年施主布施■■1817年三戸住元■梵字(カーン)庚申二十三夜塔。大請願。丑十月吉日同當村中』
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境内。
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石灯篭一対(昭和50年9月)。
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狛犬一対。
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真赤な拝殿。由緒等については調べておりません。
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拝殿内。正面に「稲荷神社」の神額。
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その下に鏡、狐二対(木造・陶器製)、狛犬一対などが見えました。写真で後から気付きましたが石棒のようなものも。
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更に横には「奉納稲荷大明神 昭和貳拾壹年旧貳月参日 北海道深川町大子町貳丁目布施佐助」と書かれた板などがありました。ズームしても暗くてよく見えなかったので間違っているかも知れません。
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