社号標…読みにくい(笑)
御祭神は御祭神は武御名方神、猿田彦大神、護国の英霊達。青森寺の隣です。
寛弘年中(1004-1011)左近衛中将藤原實方朝臣の勧請によりもと造道村字浪打の諏訪林に鎮座。
寛永8年(1631)青森開港に際し、開港守護神として藩命をうけた開港奉行森山彌七郎により堤川中洲に遷座。爾来津軽歴代藩主をはじめ民衆の崇敬篤く、元禄年中(1688-1704)まで青森五社の筆頭として崇められ、藩主たびたび参拝したと伝えます。7月27日は御魂祭と称して神輿の市中渡御が行われました。
しかし、明治5年3月の青森大火により社殿焼失し現在の栄町に遷座。
大正13年には総ケヤキ造りの豪壮な社殿を再建したものの、昭和20年7月28日の青森大空襲により、社殿や宝物等を悉く焼失。
戦後の昭和24年に合浦公園にあった招魂堂(明治25年建立・ヒバ造り)の払下げをうけ拝殿を復興。
昭和47年には本殿を造営。同52年に参集殿を新築。例祭、宵宮の川燈籠、ネブタ流し、花菖蒲祭り等は市民の年中行事として有名。
水の神として農工漁業の繁栄の守護神として、また商売繁昌、海上安全の守護神として信仰されています。
諏訪神社には海豚諏訪詣伝説があります。江戸時代にイルカが群れをなして堤川をさかのぼり、諏訪神社にお参りしたそう。『津軽俗説選』(天明6年(1786)工藤白龍著)に描かれています。この頃の諏訪神社は現在よりももっと下流の河口付近の中洲にあったそうです。参拝したかはともかく、陸奥湾には現在もイルカがいっぱいいるので真実味のある話ですね。
諏訪乃いるか丸くんの説明によりますと、「イルカまいり伝説があるのは諏訪神社だけっキュ!!」
氏子から奉納されたイルカねぶたが社殿内にたくさんありました。
面白いですね。
面白いといえば、こちらの石燈篭一対。昭和15年の皇紀2600年を記念して堤町の2代目若松円太郎氏が奉納したもの。
この石燈篭の台座が面白いのです。岩木山神社、十和田湖、後藤伍長銅像、弘前城、浅虫、青森ねぶたなどのレリーフがとても面白いのです。レリーフの原型を制作したのは弘前市出身の彫刻家三国慶一氏。
裏参道鳥居。
猿田彦社。
参集殿。
民謡五十年記念、成田雲竹翁民謡碑。
横山武夫歌碑。
山を仰ぐ『白雪をかかげて天に聳えたまふわが魂の八甲田山』
その他石碑。
由緒。