茶臼山公園は明治20年代に開園され、つつじ祭で有名な場所です(石碑は油川貞憲頌徳碑・玉川長吉大工棟梁顕頌徳碑・成田豊治元村長頌徳碑)。
茶臼山にはかつて蝦夷の館があり、その館名であるチャシに由来していると伝わります。
日精寺の屋根(手前)と専稱院(左奥)が見えます。
茶臼山公園にある八幡宮です。昇降竜門(明治44年八幡館講中)。
江戸時代から続く大鰐村の鎮守。左へ進みますと庚申塔、増田手古奈句碑、俳句の小径などがあり、羽黒神社へ繋がる道もあります。
御祭神は誉田別命。
創建不詳。寛文元年(1661)再建と伝えます。天保13年(1842)7月16日に袴越上から里見館(現在の茶臼山)に村中で遷されました。これは袴腰の境内が平川洪水で崩れたためであり、茶臼山名に改称(明治33年頃に箕輪田銀一郎が命名)されるまでは袴腰八幡宮(江戸時代の終わりまでは袴腰八幡太神宮と呼ばれていたそう)と呼ばれていました。袴腰八幡宮には菅江真澄が寛政8年5月18日に訪れています明治6年の神仏分離令により羽黒神社に合祀し、明治27-28年頃に日清戦争における日本勝利を願い再建。
社殿にジャンバラ型注連縄。
向拝。
裏側より。
明治アイスクリーム。
手水舎(大正5年)。
狛犬一対(大正7年)。
末社。
望岳庵。