国道7号線を走っていて白い鳥居がポツンと建っているのを見たことがありませんか?田んぼに鳥居だけ!?って思わせるあの神社の紹介です。
もちろん鳥居だけではなく、田んぼの奥に社殿があります。一の鳥居のすぐ先にある鳥居は百万遍、庚申塔、馬頭観音です。
かつての下十川村。羽州街道に沿いで浪岡川と十川に挟まれた場所。
文明年間(1469-1487)には下富川と呼ばれ、天正6年(1578)大浦為信の浪岡攻めの記録には十川とあります。
青森県租税誌によりますと、古くは十河村で、享保12年(1727)下十川村に改称。天和4年(1684)の絵図には三田八幡宮・稲荷堂・一里塚・御鳥屋場などが見えます。貞享4年(1687)検地帳には八幡社地が三町歩もあります。
旧村社八幡宮は延宝3年(1675)下十川村中で勧請。
御祭神は誉田別命。
あまり見たことのない風貌の狛犬です。
明治6年4月村社。明治13年再新築。明治21年社殿を再建築。
社殿の両脇には御厩舎。