かつての越水村で、安政2年神社書上帳によりますと、神社として延宝4年(1676)創立の毘沙門堂と、享保6年(1721)創立の惣染堂があります。
当社は上記の毘沙門堂で、村中安全・五穀豊穣を願って建立。
元文時代(1736-1740)には、観音堂及び毘沙門堂は「宮建有之工藤備後抱」とあることから、両堂とも工藤備後が祭司していたと考えられます。
明治3年、毘沙門堂は神仏分離によって鹿島神社となり、明治6年に吹原村天満宮に合祀され、翌年復社、武甕槌神社となり、同8年村社。
御祭神は武甕槌神、経津主神、大己貴命、少彦名命。
手水舎。
雪見型石燈篭はあまり見ないですね。
雪見燈篭に五重塔…まるで兼六園みたいだ!(←言い過ぎ)
こちらの建物には…
観世音菩薩。
もう一つも仏像に見えましたが、ガラス張りに光が反射してよく見えませんでした。
阿奈猿田彦太神(天保14年(1843))、月夜見大神(明治23年)などの庚申塔3基。