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Channel: くぐる鳥居は鬼ばかり
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七百熊野大権現神社 (六戸町)

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上北郡六戸町犬落瀬七百に鎮座。七百集落の産土様である七百馬頭観音堂の西方、國一蒼前神社付近の宅地内に鎮座。
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境内の木々は伐採され、その木で社殿修復をしてきました。2間4方の切妻平入屋根で、中には内御堂が納められ、御神鏡のみが安置されています。昭和32年12月13日社殿新築。
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明治22年頃に七百村下田一族の総本家下田久助が紀伊国熊野大神宮三山に参詣し、本宮別当に奉願懇請して分神の書きつけを頂き、現在の場所に神社を創設して祭祠を営み、村人も崇拝したといいます。
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昭和になってからは管理者不明となり荒れ果てました。その後、戦時中に八戸の浜市川から木村家が疎開し、神社の隣り住み着きました。木村家にかかわる人々がとがめられ、病院に行っても原因がはっきりせず、藁にもすがる思いで三沢のカミサマ(霊媒師)に聞いたところ、「近くにいる神様が祀られたがっている」と答えました。木村キヨ氏は近くの熊野様に気付き修復。すると、とがめは次第に無くなったといいます。木村キヨ氏は上北町の新山神社に権現頭を求め、戦後すぐに神社の御神体として納めましたが、母屋から離れていると管理が大変であるため、母屋の神棚の隣りに安置しました。毎年旧暦11月15日を御縁日として信者が集い、権現様を遊ばせていましたが、キヨ氏が亡くなってからは祭りの規模は徐々に縮小されました。
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