大館神明社裏手、神明児童公園隣り。
竹村記念公園と松下村塾について…『竹村記念公園は、竹村吉右衛門（1900-1984）が、萩市の松下村塾と原寸たがわずに摸築した場所にあたる。本市に生まれた吉右衛門は、大館鳳鳴高等学校の前身、大館中学校を経て、東京商科大学卒業後、安田銀行に入行。昭和18年本店営業本部長、昭和28年安田生命保険相互会社取締役社長を歴任した。晩年、安田生命（現明治安田生命）相談役にあった吉右衛門は、青年時代から私淑していた吉田松陰が、本市出身の狩野良知の論文を評価するなど縁浅からぬことを心に留めており、ふるさとの教育振興の一助になればと、松下村塾の模築を思い立った。果たして昭和59年、吉右衛門の私財と大館鳳鳴高等学校振興会の協力によって本公園内に竣工した。全国で7例ある松下村塾の模築の中で、最も忠実に再現された建築物と評される。吉右衛門自身は模築計画が策定された直後、83歳で逝去した。この公園と松下村塾は長らく大館鳳鳴高等学校振興会によって管理展示された後、平成27年から大館市に寄託された。平成29年、築30余年を経て老朽化した松下村塾は、一部材料を再利用し大館市立栗盛記念図書館敷地内に移築され、社会教育施設として市民の利用に供されている。』
松下村塾の移転先。
従四位勲二等竹村吉右衛門氏年譜碑（昭和60年4月建立）。『・明治33年10月11日秋田県大館町に生る・大正7年3月県立大館中学校卒業・仝10年3月小樽高等商業学校卒業・仝13年3月東京商科大学卒業・仝仝年4月株式会社安田（冨士）銀行入行・昭和18年7月同行取締役本店営業部長・仝28年6月安田生命保険相互会社取締役社長・仝44年5月仝社相談役・仝59年6月7日逝去（享年83才）』
ってことで…
何もありません。
跡地と知らずに訪れたことは内緒です。