ありそうであまりない鳥居の色。
ありそうであまりない鳥居の曲線。
貞享4年検地水帳によりますと青女子には大蔵大夫抱の八幡社及び甚之丞抱の薬師堂、山王堂があります。
この山王堂は地内桜苅の日枝神社であり、御祭神は大己貴神、天穂日命、事代主神。
貞治3年(1364)大和国南都の田村作ノ丞が建立。歴史ありますねぇ。
永正年間(1504-1520)、大浦光信が再建と伝えます。
明治6年村社。
明治初年の国誌によりますと、相殿に地内の八幡宮と稲荷神、大川村より遷座した熊野宮と稲荷神が祀られていました。
境内に日枝神社由来碑がありました。
『惣山神宮創設 貞元2年(977年)
山王堂 寶暦己卯年(1759年)祠官舘山兵次
山王宮 享和3年(1803年)祠官舘山兵部
文久2年(1862年)祠官舘山信濃
明治3年(1870年)山王宮から日枝神社に相改。青女子字有原から現在地桜苅403番地に移転。明治6年4月村社に列す。祠官舘山俊吾
日枝神社 山王宮跡地 現在地より西に100米間青女子字有原弐拾弐番地中央に現在も守神』
裏には御祭神など。
庚申塔、末社等。