徳下村は南に東光寺村、西に常盤村、北に徳田村、増館村に接します。
貞享4年検地水帳によりますと、八幡宮と観音堂が記されています。
旧村社八幡宮の御祭神は誉田別命・天照皇大神。
創建は承応2年(1653)。その後大破し、延宝4年(1676)・貞享2年(1685)4月再建。
明治6年、常盤村八幡宮へ合祀され、同8年に復社。
本殿。
徳下一位の木(オンコ)。
『昭和のはじめ頃の調査では樹齢500年以上と推定され、八幡宮とともに部落民にあがめられ、本村では最も古い樹木である。』
もう一つ標柱。
『昭和初期の調査で、樹齢500年以上と推定され、樹高6m、幹の周り2.3m。昔から八幡宮と共に崇められ、本村では最も古い樹木である。「いちい」は、いちい科のいちいに属し常緑の高木。北半球の温帯に分布。低山帯や亜高山帯に生じ、雌雄異株。本樹は雌株である。』
狛犬2対。
歯が鋭い。
馬頭観音、安政5年と明治5年の年号が二重に刻まれている庚申塔。
石碑に説明がありました。『本馬頭観音堂は昭和30年4月17日徳下字一本木44番地より小阿弥堰土地改良区の耕地整理の為部落の総意により此の地に移轉す 徳下村中』