樹齢1000年以上と伝えます。幹周22m、樹高31.5mで、幹周りは国内最大。
周囲の家と比較すれば大きさがわかると思います。膨張色の黄色に色付けばより大きく見えるんですけどね。
11月になるとライトアップなどもされて、カメラマンが集まる人気スポット。
そんな季節に行かないのが私のいいところかも知れません(え?)
さて、大銀杏樹は元享年代(1321-1323)頃から応永年代(1394-1427)に栄えた安倍安東一族の菩提寺別院の記念樹と伝えられているものです。
また、阿倍比羅夫が勧請した神社の境内跡地とも言われており、その頃に植えられたとの伝説も残ります。
いずれにせよ、古来より御神木として信仰されてきたとのことです。
大き過ぎて何が何だかわからんとです。
木の周りを一周するのにこんなに歩いたことはありません。幹周22mですからね。
金木町の十二本ヤスでも7.23mなのに。
イチョウの根元にある賽銭箱。
案内板より…『国指定天然記念物北金ヶ沢のイチョウ(平成16年9月30日指定)。このイチョウは樹齢1000年以上、高さ約31m、幹回り22.00mで、垂れ下がっているたくさんの気根・乳垂から「垂乳根のイチョウ」と呼び、古くより神木として崇拝信仰されています。また、お産をし母乳不足で困っている女性に乳を授けるありがたい樹としても広く知られてきました。この地は、元享年代(1321年)頃から応永年代(1400年)に栄えた金井安倍氏の菩提寺の別院が建立されていたと伝えられています。そして伝説には、古代の武将安倍比羅夫が建立した神社の跡地で、そのときこのイチョウが植えられたと言われています』。
昭和29年旧7月17日に建立された石標。
イチョウの周囲にある祠と石灯籠。
稲荷様や仏像が祀られています。
昇龍降龍の石灯籠。
石灯籠の裏にも祠が2つ。1つは木に埋れていますが地蔵堂。隣の祠には仏像等が祀られていました。
観世音菩薩(昭和62年7月17日建立)。
樹色宮。
狛犬2対。
その裏に礼拝堂(昭和60年7月竣工)。
中央に天之御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐大神・天照大御神・天神地祇八百万神を祀ります。
様々な神の掛け軸と共に船(幡神丸)もありましたよ。
美味しいお魚をありがとう。