最初の鳥居から右に直角に曲がったところに社殿があります。
参道両脇には狛犬や石燈籠などたくさん並べられています。
参道の狛犬・石燈籠・鳩・御神馬。
ほぼ等間隔で綺麗に並べられていますね。
御祭神は譽田別命。
創建不詳ですが、天和4年(1684)の村絵図にはすわ八幡宮がみえ、それ以前の創建と考えられます。
貞享4年検地水帳によりますと、12歩の宮があり、境内林1町8畝、長さ50間・横40間、6尺回り・3尺回り雑木275本とあります。八幡宮櫛の松が有名でしたが近年に失われたといいます。
元禄11年(1698)本郷村中にて再建、旧村社。
水はないけど手水舎。
こちらの石は何でしょうね。
嘉永2年2月に奉納されたもののようです。
末社。
中には石が祀られています。
こちらも末社。
1つは石、もう1つは稲荷宮(2001年7月29日建立)のようです。ちなみに天保12年(1841)建立の馬頭観音堂が末社として存在するはずなのですが、石からは何も読み取れず、どれのことかはわかりませんでした。
不明の石。
庚申塔・二十三夜塔。文化・天保などの紀年銘が見えます。
忠魂碑。
関脇浪の音健蔵之碑(青森県知事竹内俊吉書)。
さて、当八幡宮とは県道146号で分断されていますが、分断された森にも何やら鳥居が見えます。
薬師堂のようです。
隣の八幡宮との歴史的(神仏分離)関わりについては不明ですが、末社となっています。建立は不詳。文化9年再建(1812)。
建物は二つ。こちらは手前の建物。
本殿下に奉納されている穴あき石。
奥の建物は琉璃殿。
薬師如来の正式名は薬師瑠璃光如来。東方浄瑠璃世界の教主。
これは近くのバス亭。「東京線三叉路」という名に違和感。