市神神社 (大館市)
大館市比内町扇田字本道端。扇田村についてです。『浅利則頼侍分限帳写』に、浅利家の小姓佐藤与三郎は扇田村、歩行頭の斎川甚右衛門は長岡に居住と記載。永禄年間頃に独鈷城主浅利勝頼は当村に長岡城を築城し、片山駿河守某を置きましたが、天正10年檜山城主安藤愛季に内応した片山氏らは当城で主君勝頼を謀殺したと伝えます。城は米代川・犀川に挟まれた独立丘陵を利用、周囲に帯郭がめぐり、西端部に三角形状の腰部を配置。犀川...
View Article高館平跡 ・ 高館跡 (大館市)
秋田県大館市松木高館平。松木神明社、松木児童公園近く。雑木林のような感じだったので探索はしておりません。約2万年前の後期旧石器時代に大館に人が住み始めました。その最初の痕跡が松木高館平遺跡から出土した5点の石器(ナイフ形石器や石刃)です。『【遺跡高館平跡】…約2万年前の後期旧石器時代のナイフ型石器が発見され、大館市で人間が生活していた証拠となる最も古い地であるとされています。花岡川と下内川の合流点西...
View Article六興祭 (六戸町)
第3回六興祭。2018年9月23日の記事になります。道の駅ろくのへメイプルふれあいセンターのイベント(ステージイベント各種・県内5つの道の駅が集結・クラフト市などなど)。六戸町官庁街通り(メイン会場)のイベント(東翔太鼓・山車展示・ガラポン抽選会・フリーマーケット・早飲み大会などなど)とJAコープ六戸店のイベント(JAおいらせゆめまつり・米・牛乳・卵プレゼント)。山車(上町常会)。「天翔ける心ヤマト...
View Article旧苫米地家住宅 (六戸町)
青森県上北郡六戸町犬落瀬後田。「道の駅ろくのへ」です。六興祭の時に訪れたので、旧苫米地家住宅内もお店(六戸初のクラフト市「カフェ日和」開催中)がいくつか入っており、雰囲気は伝わらないかも知れません。旧苫米地家住宅(六戸町文化財指定第5号・平成4年11月30日指定)…『<由来>六戸町において、奥入瀬川流域に現存する家屋のうちでは最古と思われるのが、柳町の苫米地勲氏の住宅である。苫米地家の由緒やこの家屋...
View Article多茂木神社 (犬神様 / 秋田県大館市長走)
かつての長走村。寛永8年白沢村本郷にあった関所が当地区に移されて、大館給人2人が常駐したことを契機に寛永12年白沢村枝郷から黒印村として独立。下内沢・赤湯沢・多茂木沢などの広大な山林は元和から寛永年間にかけて藩の御留山に指定。村鎮守は神明社。これが当多茂木神社で例祭日は旧暦4月1日。神明社ならば御祭神は天照大御神ですが、多茂木神社の御祭神は犬神様。下記の伝承で犬神様がお伊勢詣りをしていることに関連性...
View Article谷地神社 (谷地温泉)
十和田市法量谷地。日本三秘湯の谷地温泉。八甲田山中腹の高田大岳への登山口にあり、約400年の歴史があるとされています。国誌によりますと、「湯室二つあり…上の湯と云ふ熱湯にしgて硫質ありて白濁にして潔ならす、疝疾に適しと云…下の湯と云湯上の湯と同質なれとも稍冷なり、眼病湿瘡に宜と云ふ…別に薬師の湯と称するあり…この温泉何の頃より百目木の農民湯守をなし、春秋の農隙浴客ある時は往て薪柴を給す、小屋九棟あり...
View Article大石神社 (風間浦村)
青森県下北郡風間浦村易国間字家ノ上。集落を取り囲む海岸段丘上から擦文式土器が出土しており、北海道文化の南進と関係が深く、また桑畑からは縄文前期の土器、後期の貝塚が発見されています。まずは「易国間」について触れたいと思います。易国間は下北半島先端部の西北端、易国間川及び目滝川河口に位置し津軽海峡に面します。康正3年下北図には「湯沢野」とみえるも委細不明。地名の由来については往子蠣崎蔵人が最宝院の別当大...
View Article皇太子殿下御成婚記念の森 (新郷村)
青森県三戸郡新郷村戸来。道の駅しんごうの南。国道454号線沿い。冬期間は通行止めになるような周囲には何もない山中。急にこのような案内板がありました。皇太子殿下御成婚記念の森(平成5年10月5日新郷村)…『この森は、皇太子徳仁親王殿下と雅子さまの御成婚を記念して植樹したものです。植栽木は、ご夫妻のお印に使われているアズサ・ハマナス、長寿木と知られるケヤキ・カツラ、それと村木トチノキです。私たちは、皇室...
View Article法香寺 (大間町)
青森県下北郡大間町大間。真宗大谷派。大海山法香寺。御本尊阿弥陀如来。大正9年5月、佐井村法性寺12代住職石沢寂良が、当時の大間在住23戸の壇信徒のために、法性寺付属大間説教場を開き、建立開基となります。その後、大間教会と改め、石沢徹が初代住職となり、昭和61年11月に現在の呼称となります。昔から世襲制が規則で佐井村法性寺からの分寺となって300年以上の歴史があります。寺宝として法性寺経蔵からお迎えし...
View Article寺下観音 (階上町)
階上町赤保内寺下。県外の方も読んでいるかも知れませんので一応…「階上町」=「はしかみちょう」です。階上岳の東の麓、清らかな流れのそばにある寺下は往時の海潮山応物寺の故地。朱塗の鳥居を過ぎて杉木立の参道を進み、左折して石橋を渡り、石段を登り、仁王門をくぐれば観音堂。ここには神亀元年(724年)に僧行基が作ったと伝えられる桂の木彫り、総高65cmの観音像が安置されています。正徳2年(1712)盛岡祇陀寺...
View Article寺下観音 ~ 其之弐 (階上町)
『寺下観音(階上町)』からの続き。観音橋を渡って鳥居をくぐると石灯籠がもう一対。紀年銘は「嘉永7年4月吉日」。古札納所。石段。仁王門。額束には「寺下観音」。仁王像。味がありますね。狛犬一対。狛犬のお尻。石灯籠一対(天保8年4月17日)。手水石(堂改築記念・昭和3年旧7月)。西国三十三観音像。寺下観音堂は赤保内の南東、標高740.1mの階上岳の北東山麓に位置。境内の北側を道仏川の支流寺下川が流れます。...
View Article潮山神社 (階上町)
『寺下観音~其之弐(階上町)』からの続き。寺下観音から戻って潮山神社(うしおやま神社)へ。紀念碑「明治三十七八年日露戦役・正四位子爵南部利克書」。手前の柱には「御大典紀念・昭和3年建立」とあります。平和祈念碑と石灯籠一対。碑の裏手はかつての鐘楼跡地。馬頭観音。御祭神は経津主命。祭日は旧4月17日。境内633坪。本殿8.83坪。聖武天皇の御宇(神亀)大僧正行基(668-749)の創建といいます。海潮山...
View Article寺下観音五重の塔跡 (階上町)
『潮山神社(階上町)』からの続き。潮山神社の横から山道を通って寺下観音五重の塔跡を目指します。山道といっても散策路みたいな感じですね。綺麗に整備されていて歩きやすいです。途中に鳥居がありました。この鳥居から灯明堂跡までは500m。ってことは五重の塔跡までは200mですね。ひたすらこのような風景です。途中で水が湧いている場所がありました。コップがありますが飲んではいません。そして「史跡...
View Article燈明堂跡 (階上町)
『寺下観音五重の塔跡(階上町)』からの続き。第3回階上町三陸復興国立公園指定記念俳句大会一般の部特選…『臥牛峰や赤を満たして山躑躅』階上町上野瑞子。鳥居をくぐって残り200mの階段。出た!ストック!!山道にストックがある場合、これから先は勾配がきつくなることを意味します。確かにここまでの山道よりはきつかったですね。途中にあった石碑。読み取れませんでした。先が見えませんね。アサヒスーパードライのせいで...
View Article観音堂 (大館市二井田上四羽出)
秋田県大館市二井田上四羽出。広域農道沿い。上四羽出の稲荷神社からも近いです。由緒等はわかりません(調べていません)。観音堂内の写真(昭和・観音堂落慶法要(改築))にはいずれも二井田温泉寺住職が写っております。白衣観音かな。後ろの掛け軸は紫竹林普陀岩観世音菩薩といった感じですが。いずれにせよ綺麗に着飾っており判断しにくいです。境内にある石塔も綺麗な服を着ており判別不能です。
View Article和泉稲荷神社 (田舎館村)
南津軽郡田舎館村和泉岡本。由緒等は以前の記事を参照ください。以前の記事『和泉稲荷神社 (南津軽郡田舎館村和泉)』拝殿内は真っ暗で何も見えず。和泉鎮守稲荷神社鎮座地蹟碑。狛犬一対(昭和31年旧6月16日・和泉村中一同建立・撫牛子桜庭石工)。桜庭石工は撫牛子八幡宮の鳥居の鬼コを製作した石工です。手水石。本殿。本殿横にもう1つ小祠があります。
View Article田名部の歓楽街 (むつ市)
この日は下北の温泉旅館を予約できず、むつ市の田名部神社近くのホテルへ宿泊。せっかくなので街へと繰り出します(→最初からその気満々)。ちなみにこの日は遠くに打ち上げ花火が見えていました。大きな花火でしたが何かは不明です。さて、ホテルから頂いたパンフレットを見ると結構お店が立ち並んでいるようですね。下北半島随一の歓楽街とはいえ、街の規模及び人口に対して明らかに多過ぎるくらいのお店の数です。漁師の方や自衛...
View Articleとびない旅館 / 下北妖怪ハウス
関連記事:『田名部の歓楽街(むつ市)』青森県むつ市田名部町。歓楽街でお酒を浴びた後、〆のラーメンを頂こうとマップを見ながら歩いていたら、なぜかあの有名な「とびない旅館(本館)」に着いてしまいました。本当は「ラーメン大将」を目指していたのですが…お酒って怖いですね。ちなみにとびない旅館のすぐ近くに田名部交番があったので、この後無事にラーメン大将に辿り着きました。田名部交番の方々、親切に教えて頂きまして...
View Article稲荷神社 (大館市東宮袋)
秋田県大館市東宮袋。かつての宮袋村。元禄7郡絵図までの藩側作成絵図には図示されていません。享保郡邑記に宮ケ袋村とあり、寛政村附帳では親郷大館村の寄郷として記載されています。秋田風土記以後、大館町の枝郷として見えます。当村の地主(肝煎)は三右衛門家が世襲したといわれ、長木沢の杉材運搬の要地として任に従事。結構きつい石段でした。上から見た石段。御神木。社殿。村鎮守の稲荷神社。御祭神は倉稲魂命。例祭日は9...
View Article